2007年08月21日

角膜5層ある中の

事前に視力回復手術の適応検査をしなければなりません。角膜形状解析装置(トポグラフィー)という機器を使い、角膜の形状や状態を詳細に検査します。角膜5層ある中のもっとも内側にある角膜内皮細胞の数を測定したり、状態を検査します。角膜内皮細胞の数が少なかったり、状態がよくない場合は視力回復手術を受ける事ができません。オートレフラクトメーターという機械を使用し、屈折異常(近視・遠視・乱視)の有無やその程度を自動的にコンピュータで解析し、客観的に屈折度数を測定します。
未成年でも視力回復手術を受けられるのでしょうか。近視の進行が止まっていない18歳以下の方の眼を視力回復手術で矯正しても、また近視になる可能性がありますので、18歳以下の方は基本的に視力回復手術を受けられませんが、適応検査の結果、問題がなければ視力回復手術が可能な場合もあります。花粉症などのアレルギー体質でも視力回復手術を受けることはできるのでしょうか。アレルギー体質や花粉症の方でも視力回復手術を受けることは可能です。
視力回復手術手術後は最低1ヶ月間は目をこすることはできませんので、花粉症の方などは花粉症の季節を避けて視力回復手術を受けることをおすすめします。格闘技や激しいスポーツをしているのですが、視力回復手術を受ける事はできるのでしょうか。野球やゴルフ、草サッカーや水泳などであれば視力回復手術を受ける事は可能ですが、格闘技や激しいスポーツを行っている、あるいはそのような職業の方は視力回復手術前に必ず担当の医師にその旨を告げ、視力回復手術を受けられるか、仕事に影響はないか、など、十分に話し合う事が大切です。
現在メガネやコンタクトレンズで乱視を矯正できている方は、視力回復手術で乱視を矯正することも可能です。また強度乱視の方や不正乱視の方でもウェーブフロント視力回復手術やイントラウェーブフロント視力回復手術では手術が可能な場合もあります。視力回復手術では、近視・乱視と共に遠視を矯正することも可能です。視力回復手術で老眼を治す事はできませんが、老眼の方でも視力回復手術を受ける事は可能です。


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Posted by カツヤ at 22:44 │視力回復手術